ゼロ回答の回答書がきました

 とりあえず精華大学理事会から11月5日付で回答書をいただきました。小屋は争議行為である、団交拒否は違法行為である、というのがこちらの論点だけど、理事会の主張はまるで転倒していますね。

公開質問ならびに団体交渉について

2010年10月15日付の貴組合からの「公開質問状および団体交渉申し入れ書」に記載された質問への回答ならびに11月中の団体交渉の開催要求については、以下の理由により貴意に沿うことができないことをお伝えします。


2010年7月27日の貴組合との団体交渉の席上において、悠々館前広場に設置された小屋の撤去ならびに資材一切を本学敷地外に搬出することを求めましたが、貴組合はこれには応じられないとのお答えでした。この小屋の設置は、不法占拠に当るものです。このような不法行為が継続される限り、本学としては団体交渉に応ずることはできない旨を同日の団体交渉の席上でお伝えしました。


現在においてもなお小屋は設置されており、従って、本学は貴組合との団体交渉に応ずる用意はありません。また、公開質問状への回答に関しても、回答は団体交渉の一部に当る行為であると認識していますので、回答致しません。


以上

 くどいようですが、襟を正してひとつミスリーディングをもういちどだけ指摘すると、組合の小屋は違法行為ではないはずです。「争議行為」ということで労働組合の正当な手段として法的に守られているものです。
 ついでにもういちど言い返しておくと、団体交渉を拒否することは、労働組合法第7条2号に規定される不当労働行為で、もちろん禁止されています。
 社会的な法解釈からすれば、どちらに分があるのかはハッキリしていると思うんですけどね。



 必要悪だとかヒールだとか政治をしているんだとかいう自負と、小心で頑迷で偏狭なだけのようすというのは、まったく異なっている。自己倒錯やあやまった自己認識を、それがひとに迷惑をかけたりだれかを苦しめたり法に触れたりしていると言明されているにもかかわらず、受け止められずに言い訳も謝罪もできず修正なんてもってのほか、なんて人間にはなりたくないものだ。などと、最近、おもったりします。


 みなさんはどうですか。