秋・連続講座再開!


よくないニュースつづきですが、こういうおもしろい企画も迫っています。


テキスト

「就活」へのプレッシャーに負けないための連続講座⑤
自然を見つめてものをつくり絵本で未来につなぐ生きかた    

講師 西澤真樹子さん
(博物館学芸員+骨格標本づくり+絵本書き)

11月16日(火)18時30分開始 清風館C102教室             


ものすごい猛暑をこえたと思ったら、すっかり冬めいた風の吹く毎日。就職めぐる「未来」は11月の風よりも冷たいけれど、そろそろ説明会にいかないといけないのかな――それにしても大学で学んできたことや関心はどこにつながっていくんだろ、 そういえば精華でも嘱託職員募集してるけどなんで3年でくびなんだろ――そんなあなたの疑問や不安にささやかながらも答えるかもしれないSocoSocoの連続講座が、夏休みをこえて復活しました。今回は大阪自然博物館で働きつつ、フリーランスで近畿圏の大学、博物館のコレクション整理や標本制作にたずさわり、さらには、絵本の監修・イラストまでしているという西澤真樹子さんにお話をうかがいます。高校時代、埼玉の山奥にある自由の森学園でタヌキやアナグマ
の解剖にはまり、哺乳類や鳥を観察する楽しみを覚えたところから、大阪自然史博物館を拠点とした標本制作チーム「なにわホネホネ団」の結成や、好きな空間や世界に関わる「手段」としての絵のしごとの話などもりだくさん。「大学卒業からいままで、ご飯が食べられないほどのピンチに陥ったのは最初だけ」(本人談)という西澤さんのエネルギーに満ちた話は就職や将来への不安をかすかにやわらげてくれるはず。


■出版物で担当したものなど+本人によるコメント
大阪市立自然史博物館特別展「実物日本鳥の巣図鑑」解説書、標本の撮影と本文イラスト(2003)。
大阪市立自然史博物館特別展「貝その魅力とふしぎ」解説書 、表紙、本文イラスト(2004)。
大阪市立自然史博物館 大阪自然史フェスティバル ポスター、Tシャツデザイン(2004)。
・ 『標本の作り方ー自然を記録に残そうー』(大阪市立自然史博物館 編/東海大学出版会)、骨格
 標本の作製についての章の執筆と挿絵を担当(2007)。
・『フライドチキンの恐竜学』(盛口満 著/ソフトバンククリエイティブ) カラー挿絵すべて担当(2007)。
・写真絵本のシリーズ『ホネホネたんけんたい』、『ホネホネどうぶつえん』、『ホネホネすいぞくかん』
 (大西成明 写真/松田素子 文/アリス館)を出版。監修・解説・イラストを担当(2008-2010)。シリ
 ーズ合計で2万部を売る。ホネホネたんけんたいは小学館児童出版文化賞最終選考作品、全国図
 書館協議会推薦図書。これがわたしの最初の絵本の仕事。ベストセラーよりも息の長い、ロングセ
 ラーになってほしいなあ。