団体交渉開催要請をしました

この間生活をととのえるためにばたばたしており、更新がとどこおっていましたが、
とりあえず失業中の生活リズムもできてきたので、
まずは4月にしたことの報告からはじめようかと思います。


京都精華大学理事会が3月30日の抗議行動(在学生、卒業生をはじめとする支援者が開かれた話し合いを求めた)と、
食堂前においてある屋台を理由に4月6日付けの文書で団体交渉拒否を通告してきたのは、
既報のとおり。


4月20日団体交渉開催の確約は、あっさりと反故にされてしまったわけですが、
(約束を反故にしたことについてはもうしわけないと上々手専務理事も4月22日にいってはりました)を
そうですか、と納得するわけにもいかないので、
4月19日に団体交渉開催を求める要請書をだしました。


以下その文章。
あんまり一度に書くのもなんなので今回はここまで。
ちなみに貸本カフェは毎週晴れた火曜日のお昼から夕方まで
精華食堂まえ屋台で出店されることでほぼ安定しました。




2011年4月中に団体交渉の開催を求める要望書


先日4月6日に理事長名義で「今後の団体交渉について」という文書をいただきましたが、
以下の二つの理由で納得できません。


1)3月30日午後6時の時点で次回団体交渉は4月20日にすると当組合執行委員長と専務理事間で確約がされていたこと、
2)その場で団体交渉の開催をめぐってあらたな条件が提示されていなかったこと。


文書にある支援者による抗議や、食堂前屋台に関しては、
団体交渉の際に議題として事実確認をすればよいことです。
団体交渉についての決定権を持つ専務理事がいったん確約したことを、
常務理事会において反故にする決定がなされたことに対して強い憤りと不信感を覚えます。


3月16日の団体交渉で専務理事が調査を約束した
日本語リテラシー教育部門の2010年度募集における推薦状廃止のいきさつについても
まだ報告はなされておらず、
再応募者が組合員であったために不当な取り扱いを受けたのではないかという
当該の疑問はまるで解消しておりません。


一刻もはやく常務理事会で交渉拒否という決定を撤回し、
団体交渉開催という3月30日の約束が誠実に履行されることを求めます。


付け加えると3月30日に総務課を訪れたほとんどが精華大学の学生もしくは卒業生で、
「卒業生と話すつもりはない」という発言した専務理事に説明を求めたのが、
そもそものきっかけであり、理事長名で出された文書には多くの事実誤認と脚色があります。


文書には「事務所内に留まり、静寂な執務環境を奪った」とありますが、
母校で行われている嘱託教職員の使い捨てという問題に関心を持つのは「人間を大切にする」ことを
創立の理念とする精華の教育がいまだに生きていることの証左であり、
そういった学生や卒業生を交渉から排除し、
説明することも拒否してきた理事会の姿勢のほうがむしろ問われるべきなのではないでしょうか。


組合側としては、支援者による抗議や話し合いの要求を見守る責任は道義的にあるかもしれませんが、
そもそも行動を制止するような立場にはなく、
みずからが行為主体でない場合は、
論理的にも支援者にかわって反省したり、
同種の行為を行わないという約束はできません。      

以上。


回答は文書にて4月26日(火)までにお願いします。